小布施ワイナリーが醸す日本酒です。
ワイナリーが出した日本酒かーと思いきや、かなりマニアックなスペックになっています。
使用酵母が協会1〜6号とのことで、6号以外はすでに廃止酵母ですがあえて復活させて使うというかなり面白い試みがされているお酒です。
このDeuxはフランス語で2なので、2号酵母で醸されたお酒になります。
2016年のものを2017年3月に出荷して12月に開封なので1年位熟成されているのでしょうか。
生酛ですが、裏ラベルに「現代生酛ではない」と書かれていてその辺を詳しく知りたいところ。
いただきます。もちろんワイングラスで。
上立ち香はチーズっぽい香りがブワッときますね。
口に含むと甘みが強くて味が濃い。甘口のデザートワインのような味わいです。
裏のラベルには「ほんのり甘さを感じるsakeとなりました」って書いてあるけどかなりどっしりとした甘みです。年度によって味わいが違いそうですね。
かなりこってりしてるので、フレンチにはいいかもしれない。飲んだお店もフレンチだったし。
和食の食中酒としてはつらいかな。お酒の主張が強いですね。
自分は好きなテイストです。2号酵母以外のお酒も飲み比べしてみたいです
使用米:美山錦
精米歩合:59%
使用酵母:協会2号
アルコール数:16%