1泊2日で獺祭の旭酒造さんへ酒蔵見学に行きました。
獺祭の旭酒造さんでは酒蔵見学をホームページから申し込むことができます。
ですが、さすが人気の酒蔵なだけあって土日ともなると1〜2ヶ月先まで予定が埋まっている事がほとんどです。
自分も2ヶ月先を覚悟し1月中旬に申し込もうと思ってサイトを見てたら、なんとその翌週末がキャンセルが出たのか、たまたま空いていてすぐ予約しました。
東京から旭酒造がある岩国までは飛行機が便利だと思います。
羽田から岩国錦帯橋空港間は現時点ではANAが1日4便飛ばしています。(今年もう少し便数が増えるそうです)
酒蔵見学は午前の部は11:00からで、午後は14:00からになります。
飛行機は一番早い便で10:00に岩国に着くので、そこからレンタカーを借りてそのまま直行すれば、11時にはギリ間に合うかな、と思いますが、午前の部の場合は余裕を持って前乗りで岩国に入って、一泊してから次の日に酒蔵見学したほうがいいかもしれません。
岩国駅から電車で行く場合は、電車の本数がかなり少ないので注意が必要です。
自分たちは午後の部だったので、一番早い便で岩国に入って、空港でレンタカーを借りて、そこから山賊という有名な観光レストランに行ってご飯食べてから見学に行きました。
酒蔵見学は直売所で見学に来ましたと言うと、係の方が迎えに来てくれます。
去年の春に新しくなった獺祭ビル
のどかな自然の風景に新しいビルはひときわ目立ちます。
ここで桜井社長が挨拶に来るというサプライズがありました(たまたま居合わせたそうです)
メディアでも拝見した通りのとてもやさしそうな方で、一緒に写真まで撮ってもらえました。
製造工程の説明が終わると、いよいよ蔵内へ。
靴を履き替え、キャップと白衣を身につけます。
手を洗ってエアシャワーへ
その後エレベーターで洗米室へ
フロアは全体的に白が基調でひんやりしています。
酒蔵と言うより、データセンターと言ったほうがしっくりきます。
ここで精米後のお米を触らせてもらったのですが、指で簡単に粉々になって、とても繊細な印象を受けました。
こちらは蒸し器です。
次は別の階に移動して発酵室へ。
発酵室は入った瞬間にメロンのようないい匂いがします。
仕込みの日数に分けてタンクの中を見せてもらいました。こちらは日数が浅いタンクでまだ発酵があまり進んでない状態です。
こちらは翌日に出荷するというタンクです。発酵が進み泡がすごいです。
出荷室です。こちらでは従業員の方が磨き二割三分遠心分離の蓋のところに付いている紙を一つ一つ手作業で付けていました。
最後はビル最上階へ
こちらの会議室で見学できない部分を動画で説明してくれます。
これで一通りの見学は終了です。
蔵見学申込時に試飲も申し込むと、この後直売所で試飲が待っています。
通常の試飲とは別の試飲メニューなのでお得です。
獺祭二割三分、三割九分、50、スパークリングが試飲できます。和らぎ水は獺祭の仕込み水です。
これはとにかく雑味を一切排除したすごく綺麗なお酒でした。
まさに綺麗で澄んだお酒とはこの事だと思いました。
試飲にしてはちょっとお高めだけど(1000円)ぜひ一度は飲んでみて欲しいです。びっくりします。
時間にして見学と試飲合わせて、全部で1時間半くらいです。
とても充実した酒蔵見学でした。
自分たちは1泊2日で、ホテルは錦帯橋温泉岩国国際観光ホテルに泊まりました。
空港からも近く錦帯橋の目の前でとても良い立地です。広島の宮島までも車で30分ほどです。
今回の旅費は飛行機の往復航空券、ホテル1泊2食付きで1人約40,000円ほどでした。
日帰りすることもできると思いますが、岩国には獺祭以外にも雁木、五橋、金雀、金冠黒松などの酒蔵もあるのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。